CT検査/超音波検査
CT検査
1.CT検査とは
X線を使用して体を輪切りにした断面図画像を得るための検査です。通常のレントゲン検査や超音波検査では発見しにくい部分を効果的に調べることができます。特に頭部や胸部(心臓や大動脈、気管支や肺など)、腹部(膵臓や肝臓など)・下腹部を精密に調べることが可能です。検査は約10分程度で終了します。
2.食事・薬について
腹部CT検査を受けられる方は原則として絶食でお願いします。
・午前中に検査がある場合は、朝食をとらないで下さい。
・午後に検査のある場合、朝食はとっていたただいて結構です。昼食はとらないで下さい。
・服用中のお薬については、医師からの指示がない限り、通常通り服用して下さい。
(食事をとらない場合は糖尿病のお薬の服用は避けてください)
3.注意事項について
・以下のものは検査前にはずしておいて下さい。
金具の付いた衣類、カツラ、ヘアピン、アクセサリー、腕時計、補聴器、エレキバン、ホッカイロなど
・妊娠している方、またその可能性のある方は事前にお申し出下さい。
4.検査後について
検査後は特に制限はございません。
超音波検査
超音波検査(エコー検査)とは、人の耳では聞こえないほどの高い周波数の音を発生させ、その音の反射を利用し画像化させてリアルタイムに臓器の形態を調べる検査です。検査は約20分程度で終了します。
腹部超音波検査:腹部を中心に超音波を当て、肝臓・胆嚢・膵臓・脾臓・腎臓などに異常がないかを調べます。腹水や婦人科疾患・腹部大動脈瘤などの病気が見つかる場合もあります。
頸部超音波検査:首の血管に超音波をあて、頸動脈の動脈硬化やプラークによる閉塞がないかを調べます。この血管が狭くなったりすると脳梗塞や心筋梗塞の危険性が高くなります。高血圧や高脂血症、喫煙習慣、糖尿病といった危険因子と強く関連することが明らかになっています。
腹部超音波の検査の流れ
食事・薬について
・服用中のお薬については、医師からの指示がない限り、通常通り服用して下さい。
(ただし糖尿病のお薬の服用は避けてください)
・原則として絶食でお願いします。
・午前中に検査がある場合は、朝食をとらないで下さい。
・午後に検査のある場合、朝食はとっていたただいて結構です。昼食はとらないで下さい。
・放射線を使用しないので被曝の心配はなく、安心して受けられます。